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人とネコの間の主な共通感染症
猫ひっかき病(細菌)
主な感染経路 直接(咬傷、引っかき傷)
ネコの症状 無症状が多い
人の症状 リンパ節の腫れ、発熱、ほとんど軽症
トキソプラズマ症(原虫)
主な感染経路 経口
ネコの症状 全身感染、肺炎、腸炎、脳炎
人の症状 発熱、脈絡網膜炎、脳症状
注意事項 無症状感染も多い。妊婦は特に注意。
真菌症(皮膚糸状菌症)(真菌)
主な感染経路 接触
ネコの症状 真菌脱毛、フケの発生、皮膚の肥厚、痂皮形成
人の症状 軽度の脱毛等の皮膚障害、かゆみを伴う
注意事項 感染動物は隔離、治療。部屋の清掃は必要。
疥癬症(寄生虫)
主な感染経路 接触
ネコの症状 皮膚の強いかゆみ、脱毛
人の症状 皮膚の強いかゆみ、脱毛
狂犬病(ウィルス)
主な感染経路 直接(咬傷)
ネコの症状 よだれ、意識障害、狂躁又は全身麻痺、昏睡後死亡(100%)
人の症状 不安、恐水、興奮、麻痺等の神経症状発症後は昏睡、呼吸障害、死亡
注意事項 咬傷時石けんで洗浄→ワクチン接種
Q熱(リケッチア・クラミジア)
主な感染経路 直接、汚染塵埃、汚染獣皮、汚染毛皮、乳汁、尿、糞便
ネコの症状 無症状が多い、流産
人の症状 悪寒、戦慄を伴う急激な発熱、頭痛、食欲不振、全身倦怠、気管支炎、肝炎、髄膜炎、心染内膜炎
ネコのかかりやすい病気の種類と予防方法
ワクチンで予防できるウイルス感染症
猫汎白血球減少症
(猫伝染性腸炎)
猫のパルボウイルスの感染でおこります。
猫ウイルス性鼻気管炎 ヘルペスウイルスでおこります。
猫カリシウイルス感染症 カリシウイルスでおこります。
猫白血病ウイルス感染症
ワクチンの接種
生まれた子猫が初めて飲む母乳を「初乳」といい、様々な病気に対する抗体が含まれ、生後2ヵ月ぐらいまでは病気から守られています。
この期間を過ぎると病気に対する抵抗が低下しますから、ワクチンの接種が必要になります。
パルボウイルスは人間の靴や衣服に着いて家の中に侵入しますし、風邪が治ってもヘルペスウイルスは3週間ぐらい目や鼻の分泌物の中にいます。また、カリシウイルスは扁桃腺の中に残っていて長い時は何年も居続けることがあります。
猫白血病ウイルスは唾液の中に出るので、同居猫のなめ合いやけんかの傷から感染することもあります。病気の猫は他の猫と接触させず、抵抗力のない子猫は外に出さないようにしましょう。
ワクチン接種は生後7.8週ごろに1回目、その3週間〜1ケ月後に2回目、その後は毎年1回の追加接種をします。
ワクチンのないウイルス感染症
猫伝染性腹膜炎(FIP) 以上2つのウイルス感染症は、単独ではあまり重い症状にはなりませんが、重複して感染すると致命的になることがあります。
まだワクチンは開発されていませんから、最良の予防手段は他の猫と接触させない事です。
猫免疫不全ウイルス感染症
(猫AIDS)
感染症以外の重い病気
泌尿器症候群 猫には、腎臓、膀胱、尿道などの泌尿器系の病気が比較的多く発生します。
心臓病と胸部疾患 心筋症や膿胸(胸膜炎)などは発見が遅れがちで、重大な結果を招きます。突然現れる後躯麻痺(腰ぬけ)も、心筋症に関連が深いことが多いので要注意。
皮下膿瘍 オス猫は、喧嘩の外傷から化膿菌が入り、大量の膿がたまる事があります。
猫のフィラリア フィラリア(犬心臓糸状虫)は蚊が媒介するもので、最近、猫にも寄生して肺に障害を起こすことがわかってきました。フィラリア症は1ヵ月に1回予防薬を飲ませるだけで予防できます。
猫  の  ノ  ミ
屋内暖房のおかげで、今は冬でも猫にノミの寄生が見られます。
ノミはアレルギー性の皮膚炎の原因になるだけでなく、人間も刺されて足首などにかゆい発疹ができることがありますし、猫の腸内寄生虫の瓜実(うりざね)条虫の中間宿主ともなりますから、数が増えないうちに対策を立てるようにしましよう。
ノミのほとんどは猫の体ではなく、成虫も卵も猫の体から落ちてカーペットなど床の暗いところに住みついています。
幼虫からサナギになると、猫が近づいた振動で殻が開き、成虫になって猫に取り付きます。ですから、ノミ退治には、床をいつも清潔にしておくことが大切です。
ノミの殺虫、駆除剤は、猫の体に薬液をスプレーするタイプ、薬液を滴下するタイプ、薬成分を封じ込めた首輪タイプなどがあります。また、内服薬や注射薬などでノミの幼虫の成長を阻害して繁殖を防ぐ薬剤もあります。環境、季節を考慮しながら、これらの薬剤を組み合わせて、効果的で抜本的なノミの駆除対策をとりましょう。

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